タイプ分類にグサっときたよ『ムーブ ユア バス』
なんかの記事で見かけて面白そうだったので、読んだ。実際面白くて一気に読んだ。
内容は、職場の人間のタイプ別解説とどう扱えばいいのかが書かれてるんだけど、タイプ分類でどきりとすることがいくつかあった。
タイプは下記の通り。
ランナー 期待以上のことをやってのける
ジョガー できる範囲で仕事をする
ウォーカー 引っ張られないと動かない
ライダー 座ってるだけのお荷物
ドライバー 組織のリーダー
私はジョガーっぽいね、と思ってたんだけど、ジョガーの特徴が褒められたくて仕事をしてるというところでまずグサリ。勤勉なのは自信がないからにすぎなくて、自分の得意分野だけやってるというところにもグサリ。
最近チームの中でも率先して仕事しててエライと図に乗ってたんだけど、果たしてそれはランナーのように組織を成功に結びつけるための努力だったろうか。
自分のことだけ考えて、自分の世界観のみで動いてることの自覚すらなかったのではないかと。
続いてウォーカーで、ザックリ切られる。
ウォーカーは愚痴っぽい。
なぜか。
自分のペースより仕事が早くなって置いてけぼりになりたくない。だからみんなの足を引っ張って、このくらいでいいよと言う。引っ張り上げようとするドライバーたちの悪口を言って下げる。
特徴として、自分はいじめられてると思いこむ、というのがあって、自分の行動を省みるに、自分がここの分類にあることを否定できない。
この本を読んで、改めて自分を見直すいい機会になった。
薄いし、章立ても良くて読みやすかった。
職場の人のタイプを5つに分けて、それぞれを解説。それぞれのタイプを活性化させるためのアドバイスを17、リーダーとしてチームをひっぱるためのメソッドという章立てで、ひとつのトピックが短くて読みやすい。
平易なので、英語の勉強のために原著も読んでも良さそう。
あと、しおりにタイプが書いてあるのも気が利いてる。読み始めはタイプが覚えられないので、しおりをチラ見しながら読んだ。
さらっと読めるので、職場のことを悩んだとき、また読もう。